日本の9月はすこし涼しくなりましたか。今朝は霧の混じる秋模様です。
こちらでは9月は新学期の始まり。何か筋目として新たに始まる時期。このブログも、何せフリーですから、画像を載せるキャパが今回でいっぱいとなりました。
9月。やっとTA(セラピーアシスタント)の職を得ることができました。ずっとボランティアをしていた近所の施設で、OT(作業療法士)アシスタントのポジションが一つ空き、雇ってもらえることに。
実はこの施設、学校卒業まじかの時に募集がありました。結果書類選考で落ち、その後、2か所ほどインタビューまでたどり着いたのですが、やっぱり落ちてます。そのおかげでこちらの面接方式を経験で来て、そのたびに学ぶことができましたけど。
日本での面接というのは、こちらほどシステマティックなのか、ちょっと忘れちゃいましたが、こちらはまさに、形式があります。いくつか紹介しますと、だいたいこんな感じ。
- 自己紹介ー「あなた自身について教えてください」という感じ。
- テクニカルクエスチョンー募集されているポジションについての理解、会社(施設)についてなどの理解
- シチュエーションクエスチョンー今までの経験で同業者との摩擦について例を挙げて説明してください、とか、こんなときどうしますか、という様々な状況の例を挙げられて対処法を答えるというもの。
日本もこんな感じだったでしょうか。
こちらにきて、近所のスターバックスで働けないかなーと面接を受けたことがありますが(もちろん採用されませんでしたが)、その時もほぼ同じ形式でした。そんなことも知らずに軽ーい気持ちで受けていた私の答えは最悪だったことでしょう(笑)。それから学校の入学の時もほぼ似たような面接の内容。形式があるおかげで、経験を積むうちにだんだん準備ができるようになっていくのはいいことです。クリエイティビティ―はあまりないけれど。
先日あるショッピングセンターへ行き、スポーツ洋品店をのぞいたとき、クラスメートがアルバイトをしていました。彼女は来年の一月からアシスタントではなく、セラピストになるべく学校に進むことが決まっている、ということでしたが、ほかのクラスメートたちも含めて、思ったより仕事につけなくてみんな苦戦している、という話をして同感。日本では新卒が好まれていたと思いますが、こちらでは、関連したフィールドで2-3年の経験をしている者という条件が付いているのは珍しくありません。じゃあ新卒はどうやって経験を積めばいいの?と疑問もありますが。
やっと一歩踏み出せた感じですが、TAもピラティスも両立していけたらなと野望。
もう少しこのお手紙を続けて行こうと思いますので、新たなウェブサイトができ次第お知らせいたします。お付き合いくださいね。
どうぞ良い一週間を。
またすぐに。
Shizuko