本日も、空が美しいです。どこにいても、空は。
なーんてね。
お元気でしたか。一週間、平和に幸せに過ぎました。ちょっとしたイベントも無きにしも非ずでしたが、それ以外はピラティスの指導を楽しませていただいています。ヨガと違って難しいビジネスであることに、マットピラティスのみの場所でヨガやその他のエクササイズ系が一緒に共存しているところでも、ヨガと比べたら集客は少なめなのは、日本もこちらも一緒ですね。
ピラティス機材をそろえたスタジオとなればなおさらのこと。だから2つのスタジオと、代行として月一回は入るスポーツセンターで指導を続けられるのは本当にありがたいことです。願わくは家にコンビネーションのリフォーマーがほしいけれど、もうちょっと我慢するべし。
学校も終わって、フルタイムの仕事もしてないので、比較的時間があるから、英語の本を読む、なんてことももっとしようと思えばできるんでしょうけれど、映画やYouTubeと違って即眠気をそそるから進まない。そんななか、ダーリンのおさがりでちょっと進みだした本が、ピーター・フランコフォンという人のシルクロードという本でございます。彼はオックスフォード大学の歴史学者ですが、序章がら面白い。幼いころから地図を見ては空想にかられ、ロシア、セントラルアジア、ペルシャ、メソポタミアについてもっと知りたいと野望にかられます。しかし学校で教わることはヨーロッパを中心にした歴史で、知りたいことの奥深くを教えてくれない。幸運にもロシア語に精通した先生に出会い、文学と音楽を通じてロシア語を指導してくれたと言います。ロシア語を学ぶにはそれらなくしては学べないというのが、その先生の指導方式。それに加えてアラビア語もわかる先生だったということで、そちらのレッスンもしてくれたと。アラビア語の勉強はのちに知りたかった国々の歴史の謎を紐解く大きなヒントになったといいます。調べてないけど、日本語翻訳版出てるかな?
いろいろなシルクロードの語られ方があるだろうけれど、まずはこれを読めたらいいです。
ダーリンがこれから読む本は「Why Buddhism is True」。メディテーションにはかねてから興味があるけどまだやったことがないというダーリンは最近、めちゃくちゃ苦しそうな顔をしながら5キロ以上毎日ジョギングすることにアディクトしています。曰く、彼にとってはメディテーションの一部らしいのですが、明らかにMな性分であります。かれこれ半年続いているので、ちょっと悔しい。
スピリチャリティーより、Quantum Physic(量子物理学)の知識と興味を持っているダーリンですけれど、どこかこの二つの世界がつながっているのは新しいことではないようです。この本を注文した理由は、著者のRobert Wrightという人の「The Evolution of God」という本を読んで気に入っていたかららしいのですが、違う入り口からスピリチャリティーの話ができるのは面白いです。
ちなみに、こちらで言う仏教とは主に、インドの仏陀やチベットのダライラマ系の宗教があげられる気がします。中国の思想となると孔子、道教(TAO)がポピュラーかな。日本となると、日本的流派の仏教よりZenのほうが知られている気がするのですが、間違えかな。
ちなみに、政治的運動にかかわるダライラマは、ダーリンにはNOなので、以前も仏教にかかわる本を買ってましたが、その著者がダライラマを崇拝しているような下りがあったため、ぴたりと読むのをやめていました。この本も、カバーと取ると…。
うーん、まさにチベット仏教の色だと思うのですが、数なくとも日本の仏教という感じではないと勝手に思っています。
それで日本の仏教って何が違うんだろう、という疑問。孔子、老子、道教、儒教、仏教、禅宗と、とりあえず疑問に思ったことをネットで調べてみましたが、それに関した本を一冊読んだわけではぜーんぜんないので表面的リサーチであります。で、日本の仏教と大元のそれとはものすごい違いはないものの、寛容性がある様だというのはわかりました。調べているうちに、流派がたくさん分かれていることから面倒だわ、となり、なんとなく神道が一番、教本も教義も創立者もいなくていい感じ、と今のところ思います。そしてどの教義でも大体スピリチャル的、もしくはいいことを言っているに違いない、と単純な結論へ。
歴史としてまずはシルクロードを手掛かりに追っていき、新たな知識が増えればいいのですが、何故に中学高校で興味がわかなかったか。いや、過去は悔やむまい。
また来週。
Shizuko