待っていたものーSomething for Waiting

2つのピラティススタジオとの契約を結び、どちらも個人経営のスタジオ。まだまだオープンしたての両スタジオだから、出費のほうが多いだろうなと思うけれど、それでも人を雇い、なによりピラティスが好きで自らがインストラクターでビジネスを運営しているという姿は、頭が下がる何物でもないし、ありがたいことです。

という姿勢が、以前お世話になっていた某スタジオでもちゃんとぶれずに私にあればよかったのですが、ビジネス規模が大きければ大きいほど、つい忘れがちになってしまいました。基本に戻る、というためにこのチャンスをいただいたのかもなあ、と日々感謝と自己反省。特に両スタジオのオーナーの寛容さ、ビジネスに大切なことをしっかり身に着けて実践している様子に気づかされたときは。

Boutique Pilates & Athletics のオーナーはナターシャという、かわいいらしくて美しく若い女性です。このスタジオはマットクラス3人がマックスという、小さいスペースだけれど、リフォーマーとキャディラックがコンビの機材と椅子の機材がそろっています。ここに来るクライアントさんの気分をスペシャルにするために、個性的なアイディアが詰まっていて、とても気持ちがいいスタジオ。シャンデリアのあるピラティススタジオなんて、素敵じゃないですか？初めて見に行った時は、社交ダンススタジオかと思いました。 

置く小物や照明などなど、一つ一つに彼女の思いが伝わって来ます。来月には隣のオフィスが開くので、ビジネススペース拡大の計画を立てています。そこにはコンビネーションの機材を2台、椅子の機材も2台入れる予定。何よりも、彼女の人柄とか、人に好かれる素質やオーラにあふれているところが成功している秘訣ではないか、と思っています。

なので、クラスを引き継ぐのはよいのですが、ナターシャが好きで来ている方々がほぼですから、失礼のないように、そして「この人でも結構いいかも」と思ってもらえるように、一回一回大事ですね。クライアントさんのほうが、ナターシャの忙しさや大変さを理解していて、私が担当でも快くクラスを受けてくれている、という感じさえする、素晴く築かれたクライアントさんとの関係が見れます。ほとんどの方が、スタジオに置いてあるもの、お手洗いさえも使わずにさっときてさっと帰る、みたいなところも気づかされます。最後のティシューを使っちゃってもうないけれど、替えはある？と聞いたとき、なんとなく、クライアントさんよりも私のほうが手を洗ったりなんだりで消費している、と感じました。甘いなー、自分。

スタジオ付近の住宅街は、前回も紹介したようになかなか歩くには楽しいエリア。この日最近よく見るジャイアントウサギをまた見ました。大きめのウサギで足もびよーんと長いのでよく飛びます。2匹、写真上のなかでみつけられますか？

小学校で飼育されてそうな小さめの種類のウサギは写真下。どっちもウサギはかわいいですね。

ピラティス、ウサギはいいけれど、セラピーアシスタント（TA)はどうした？という声が聞こえてきそうですが、ウサギとの遭遇じゃないですが、きっとタイミングがあるんだろうと思っています。ピラティスはやっと今。TAの仕事はアプライして待っているだけでは何も起きないでしょうから、週一回近所のロングタームケアー施設にて、作業療法士（OT)のもとでボランティアをすることに。自信をもって仕事できるのは、まだまだピラティスの方なのは言うまでもありません。が、コミュニティーにかかわる、という点ではTAとしてのボランティアはかなり肝心だと思っています。

じっくりと、でもあまりカリカリほしいほしいという態度や精神を持たずに、がいいかな。

どうぞ、よい一週間を。

また来週。

Shizuko