オレゴン州で最初に泊まったのはHootRiverという街のホテルでした。ここでは唯一素晴らしいディナーを食べました。素晴らしい景色と一緒に。ホテルはリバーサイドに面していて、ずっとマリン場まで歩けます。
どうやら、マリンスポーツのレッスンがあったり、ただ単にキャンピングカーでやってきてスポーツも楽しんだり、テントを張って過ごしている姿もあります。
メキシカンフードのChipotleというレストランはファーストフード系だけど、タコベルよりは遥かにハイレベルのチェーン店があって、そういうところかバーの食事かマクドナルド系の食事が多いのですが、数回はスーパーで買って野菜を取りました。
この旅のもう一つの目的はアイダホ州の首都Boiseでカンファレンスに来ることになっている、ミネソタ州に住むダーリンの従弟さんに会うことでした。Boiseはさすが首都! 初めに泊まったPostfallとは打って変わって、ダウンタウンはユニークで都会です。ダウンタウンにスターバックスがなく、かわりに何とかっていうオリジナルの似たようなカフェや、写真のようなカフェがありました。
コーヒーはおいしい!写真の従弟さんは農業開発(というタイトルかわからないけど)や農業に関するテクノロジーとか、環境問題とか、そういうことに従事した仕事をして、今はミネソタの大学で教員をしています。私とはスカイプで話したことはありましたが実際に会うのは初でした。
このBoiseからカナダへ帰るには、どうしても途中どこかで一泊する必要があったので、ちょうど半分ぐらいの地点である、Bonnes Ferryという街でやすみました。この最終日のホテルの多分すべての部屋はリバーサイドに面してテラス付き。カジノ付きのホテルでサイズは余裕の大きな部屋。これぞ北アメリカという感じ。窓から見える川には、次々と鴈の群れが飛んできて夕暮れには本当にいっぱいになってました。今夜は雁たちみーんなここで休んで、次の朝にはまたどこかへ飛び立つんですね。 私が起きたころにはすでにみんな飛び立っていて、若干2集団ぐらいが空を飛んでいる後でした。早いですね鳥たちは。
カナダ、ブリティッシュコロンビア州との国境に近いため、二国間の国旗が揚げられています。カジノでも、カナダ国旗のマークがついているマシーンはカナダドルで遊べると明記されていました。早朝出発前にちょっと足を延ばして街中を除くと、これまたかわいらしいアンティークの店や、なんとピアノレッスンの教室まで。小さな部屋でしたが全面大きなガラス越しから見えるのは、YAMAHAの黒いグランドピアノと卒業した子供たちであろう一人ひとりの表彰状をもった写真が額縁に入れられて壁一面に飾られていました。
駐車場にはアラスカナンバーの車もありました。なんでもアラスカからのドライブは素晴らしいらしい。今度はそれをしよう、とダーリン。笑ってごまかす私。帰り道、国境からバンフまでだけでしたが運転することに。次の日は右足の筋肉痛となぜか左腰の筋肉痛。旅の最中失くしたのはお気に入りのパーカーとイヤリング片方。無事スイートホームに帰れたことを思えば、そんな損失は小さいでしょう、ね。
さて、どっぷり家に腰を下ろして、夏の終わりを過ごします。みなさん、暑い中かと思いますが、どうぞお元気で。
またすぐに!
Shizuko
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