アイダホ 州に入って初めの宿までの道は、美しいけれどなんかインパクトに欠けるわーと思っていたから、3日目のオレゴン州を目指してワシントン州に入ったときのキャニオンの壮大さはかなり助手席の私の目を輝かせてくれました。
コロンビア川を境に右と左にそびえるキャニオン。グランドキャニオンっていうのは、これよりはるかに大きいから、相当すごいんだろうなと思うけれど、これはこれでうわーっていう興奮の中のドライブでした。
上の写真のような田園風景?がずーっと続いていた後にはとくに。
アイダホには何があるって、これと言って特にないけれど、気候は遥かにアルバータ州より暖かいし、いろんな作物が育ちやすいし、州都なんかはなかなか穴場で楽しめます。しかし、長いドライブで初めに休んだ場所はPostfallという街で、自然公園が近くにあるのと、ワシントン州都の国境ということが唯一の救い。夕飯にワシントン州のSpokenという街までドライブしたのですが、その町がかなり都会に見えたほどです。
私はどんなところでも人が住んでいて、生活の向上心や生活を楽しんでいる様子を見たり想像したりするのが好きなのですが、ダーリンはその逆で、だれーもいないようなところが好き。それぞれの趣向があっていいのですけれど。 普段エネルギーが有り余る私と、年も取って来たのでしょうがビールとドライブと自然でのんびりが大好きなダーリンと、唯一けんかをしなかった旅行です。英語圏だし特に道を知らなくてもなんとかなる、ということも助けになったのでしょう。または、だんだんお互いに学んできた?のかもしれません。
実のところ、行く前はあまり乗る気ではなく、10日間好まない合宿へ挑むような気持でした。しかし旅というのは本当はこういうもので、半分行先は決まっていても、半分は前日に決めるような形がいいのでしょうね。そして何より、家に帰ってきてなんともない毎日のルーティンや便利さに感謝と愛着をもっと持てるようになるという。
もう少し旅報告をづ付けさせてください。
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