ここはカルガリーのKensington というおしゃれな場所にあるカフェ。もうなんといっても郊外に住んでいると、都会のにおいというか、アーティスト系が集まるというか、ヒッピーというか、何かを追求しながらコミュニティーを大切にし、なおかつ人種の多様性があるという雰囲気は、めちゃくちゃ恋しく魅力的に感じます。ここで、日本人の唯一のクラスメートとお茶をする機会がありました。
誰かと会うときは、その人とできれば素敵な空間で最高の時間を楽しみたい、というのは目に見えない品格と美に加えてゆとりですね。人生のタイミングによってはいつもそうはしていられない、ということもあるでしょう(自分も含め)。だからすべてがほぼ完ぺきだったときは、すごく実りがあって満たされます。
このカフェは、写真のスケジュールのように、二階の部屋で週に一回子供たち用の無料映画上映があったり、月一回ヨガのクラスがあったり、コミュニティーを作りながらのファミリービジネス。 途中、2階の「101匹わんちゃん」の上映が終わったみたいで、ぞろぞろとお母さんと子供たちが下りてきました。 みんなで映画館みたいに一つの作品を見に行くという形を尊重し、大人だけじゃなく子供にもコミュニティーを提供するというのは幅広くてよいアイディアですね。
上映後にみんなでお茶をする感じならもっとビジネス的には理想かもしれませんが、それでなくてもキャンディーやボンボン、ペーストリーなど魅力いっぱいの店内だから、子供にせがまれ何か買っていたお母さんはいたかな? よく覚えていませんが、それが目的かどうかは確かでないとしても、ちょっとしたビジネス対策だよな、なんて。
しかし都会…せめてカルガリーぐらいの都会でないと、なかなか洗練されたことってないわー。
写真はCochraneにもどります。まるで、大きな洋式のおうちの中では、IKEAの商品がなんだか小さくてチャチに見えてそぐわないように、狭い日本で育ちどこかせっかちな自分には、この壮大な土地を歩いていると何故かしっくりこない感がいつまでたってもあります。それでもこんな美しい季節の中では、自然に癒され感動させられることが多いです。 あの、誤解のないよう付け足しますが、我が家はIKEAの商品がぴったり合っています。
今年の夏は自分のペースで過ごしています。って、いや、ダーリンの家族から1か月の滞在で来るようなケースがないというだけですが。しかしこれは大きい(小声で~)。あはは。というわけで、今月は10時間の路上運転のレッスン。2年ぶりでしょうか~? 今回はCochrane内で、しかも女性ドライバーの講師をお願いしました (以前はカルガリー内まで行っていたので、運転する道もまったく親しみがなかったのです)。すると、イギリスから来ているブリティッシュアクセントが強い方なので、会話はごまかしてわかったふりをすることもありますが、レッスンはとってもスムース。2年ぶりとはいえ2回目ということもあるんでしょうが、今回は行けそう・・・な気がする。
やはり、講師との相性とか、その人の教え方が自分に合っているかとか、意外と大きいと思いました。もちろん、自分の中でのタイミングもあるんでしょうね。なんでもReadyな時があるということですね。
また付き合ってください。
Shizuko
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